【6-1】ギャンブル借金940万円で自己破産した体験談|免責許可までの流れとその後の生活

金をしていると、「もうどうにもならない」と感じる瞬間が何度も訪れます。
僕もそうでした。

最初は軽い気持ちで始めたギャンブルが、いつの間にか生活を支配し、気づけば借金は940万円まで膨れ上がっていました。

返済に追われる毎日の中で、僕はずっと「自己破産なんてしたら人生が終わる」と思い込んでいました。
でも実際に自己破産を経験してみると、それは大きな誤解だったと感じています。

もちろん、自己破産は簡単な手続きではありません。
信用情報への影響もありますし、誰にでも同じ結果になるものでもありません。

それでも僕の場合は、弁護士に相談し、必要な資料を集め、破産管財人との面談や債権者集会を経て、最終的に免責許可決定を受けることができました。

この記事では、僕がどのようにしてギャンブルで借金を抱え、自己破産を決断し、その後の生活がどう変わったのかを、できるだけリアルに書いていきます。

もし今、あなたが借金で苦しんでいるなら、ひとりで抱え込まずに読んでみてください。
僕の体験が、少しでも「まだ立て直せるかもしれない」と思うきっかけになればうれしいです。

この記事でわかること

この記事では、僕の実体験をもとに、以下の内容をまとめています。

  • ギャンブルで940万円の借金を抱えた経緯
  • 自己破産を決断するまでの不安
  • 弁護士相談から免責許可決定までの流れ
  • 自己破産後の生活で変わったこと
  • ギャンブル借金で悩む人が最初にやるべきこと
  • 無料相談や減額シミュレーションを使う前に知っておきたいこと
先に結論

僕は、ギャンブルなどが原因で940万円の借金を抱え、2023年7月29日に法律事務所へ相談しました。

そこからすぐにすべてが終わったわけではありません。
受任通知、口座変更、入出金明細の取得、資料集め、破産管財人との面談、債権者集会など、ひとつずつ手続きを進めていきました。

そして、2024年5月22日に免責許可決定が出ました。

ギャンブルが原因の借金でも、状況によっては自己破産を申し立て、免責を目指せるケースがあります。
ただし、誰でも必ず認められるわけではありません。

破産法では、浪費や賭博などによって過大な借金を負った場合、免責が認められない事情として扱われる可能性があります。
一方で、最終的な判断は裁判所が個別の事情を見て行います。

つまり、ギャンブルだから絶対に無理と決めつける必要はありません。
でも、ギャンブルでも必ず大丈夫と軽く考えるのも危険です。

僕の場合は、弁護士に相談し、必要な資料をそろえ、自分の状況を正直に説明しながら進めたことで、結果的に再スタートを切ることができました。
▶︎参考:破産法|e-Gov法令検索
▶︎参考:破産・免責手続について、よくあるご質問・お問い合わせ|裁判所

【【実録】ギャンブルで900万借金→自己破産した結果、こうなった】の挿絵01

も く じ

1づけば
ギャンブル940万円借金…
後戻りできなくなった

初は軽い遊びだったギャンブルが、気づけば借金の大きな理由のひとつになっていました。

「勝てば返せる」
「次こそ取り返せる」
「まだ大丈夫」

そう思い続けているうちに、借金はどんどん膨らんでいきました。
最終的に、僕の借金は940万円になっていました。

ここでは、僕がどのようにして借金を抱え、自己破産に至ったのかをお話しします。

ギャンブル借金でも自己破産できる基準は、こちらの記事で詳しく解説しています

1 ギャンブルが趣味から「借金の理由」に変わった瞬間

初は、単なる娯楽でした。

週末に軽く遊ぶ程度のパチンコやスロット。
勝つ日もあれば負ける日もある。
最初のうちは、それくらいの感覚でした。

でも、あるとき大きく負けたことをきっかけに、僕の中でギャンブルの意味が変わっていきました。

楽しむものではなく、**「取り返さなきゃいけないもの」**になってしまったんです。

給料日には、まずギャンブルに使うお金を確保する。
負けても「次は勝てる」と思い込む。
足りなくなれば、クレジットカードのキャッシングや消費者金融で補う。

気づけば、ギャンブルをするために借金をしていました。

本来なら、その時点で立ち止まるべきでした。
でも当時の僕は、冷静に考えることができませんでした。

「勝てば返せる」
「大きく勝てば一気に取り戻せる」

そう信じ込んでいた僕は、その思い込みのせいで泥沼にはまっていきました。

そして気づけば、借金は940万円
もはやギャンブルは趣味ではなく、完全に借金の理由になっていました。

【【実録】ギャンブルで900万借金→自己破産した結果、こうなった】の挿絵02

2 気づいたら借金まみれ…「まだなんとかなる」と思っていた頃

金がなくなるたびに、クレジットカードのキャッシングや消費者金融に頼るようになりました。

最初は数万円程度の借り入れでした。
でも、だんだん感覚が麻痺していきます。

限度額いっぱいまで借りても、当時の僕はまだこう思っていました。

「次の給料でなんとかなる」
「今月だけ乗り切れば大丈夫」
「返済分だけ払っていれば問題ない」

でも実際には、元金はほとんど減っていませんでした。
毎月返済しているつもりでも、利息の負担が重く、借金はなかなか減らない。
むしろ、生活費が足りなくなってまた借りる。

その繰り返しでした。

僕の場合、借金は雪だるま式に膨らみ、940万円に到達したころには、毎月の返済だけで生活がかなり苦しくなっていました。

それでも、まだ心のどこかで思っていました。

「どこかで大きく勝てば取り返せる」
「まだ本当に破滅したわけじゃない」
「今月だけ少し抑えれば何とかなる」

今振り返ると、完全に自分をだましながら生きていたと思います。

【【実録】ギャンブルで900万借金→自己破産した結果、こうなった】の挿絵03

3 「もう無理だ」と気づいた日

「もう無理だ」と思った日は、ドラマみたいな大きな出来事があったわけではありません。

ただ、日常の中でふと限界を感じました。

口座残高を見ても、ほとんどお金がない。
給料が入っても、返済や支払いですぐに消えていく。
財布を開いても、小銭しか残っていない。

その瞬間、心の底から思いました。

「もう、自分の力だけではどうにもならない」

でも、すぐに自己破産を決断できたわけではありません。

「ギャンブルの借金で自己破産なんてできるのか?」
「弁護士に相談しても、怒られるんじゃないか?」
「自己破産したら、人生が終わるんじゃないか?」

そんな不安がずっとありました。

ネットで調べると、「ギャンブルが原因だと免責が認められないこともある」という情報も出てきます。
そのたびに、ますます怖くなりました。

ただ、今になって思うのは、ネットの情報だけで自分は無理だと決めつけなくてよかったということです。

ギャンブルや浪費が原因の借金は、免責の判断で問題になることがあります。
でも、それだけで必ず自己破産できないと決まるわけではありません。

実際にどうなるかは、借金の内容、収入や支出、財産状況、生活再建への姿勢などによって変わります。

だからこそ、僕は最終的に、弁護士へ相談することにしました。

金融庁でも、多重債務についての相談先として、法テラス、日本弁護士連合会、日本司法書士会連合会などを案内しています。
借金の問題は、ひとりで抱え込むより、早めに相談先を確認することが大切です。
▶︎参考:多重債務についての相談窓口|金融庁

ギャンブル以外の浪費でも自己破産が認められるポイントはこちらで解説しています

 

 

2 自己破産
決断するまでの
葛藤不安

己破産を決めるまでには、かなり葛藤がありました。

「ギャンブルの借金では免責が認められないんじゃないか」
「弁護士に相談しても相手にされないんじゃないか」
「家族や会社にバレるんじゃないか」
「本当に自己破産していいのか」

そんな不安が、ずっと頭の中にありました。

ここでは、僕が自己破産を決断するまでの心の動きを、できるだけ正直に書いていきます。

【【実録】ギャンブルで900万借金→自己破産した結果、こうなった】の挿絵05

1ギャンブルの借金でも自己破産できる可能性はある

が一番不安だったのは、「ギャンブルで作った借金って、自己破産できるのか?」ということでした。

ネットで検索すると、「ギャンブルの借金は免責されない」「自己破産できない場合もある」といった情報が出てきます。

それを見るたびに、僕はこう思っていました。

「それなら、自己破産しても意味がないんじゃないか」
「自分はもう助からないんじゃないか」

ここは、少し慎重に考える必要があります。

破産法では、浪費や賭博などによって著しく財産を減らしたり、過大な借金を負ったりした場合、免責不許可事由になる可能性があります。

つまり、ギャンブル借金は、自己破産の手続きで問題になり得るということです。

ただし、問題になる可能性があることと、絶対に免責されないことは別です。

僕が弁護士に相談して知ったのは、ギャンブルが原因でも、自己破産を申し立てて免責を目指せるケースはあるということでした。

もちろん、誰でも必ず認められるわけではありません。
裁判所の判断はケースによります。

ただ、僕の場合は、借金の内容や収入・支出、これから生活を立て直す意思などを整理しながら、弁護士と一緒に手続きを進めていきました。

このあたりは、素人判断ではかなり難しいです。

だからこそ僕は、「まず専門家に見てもらうことが一番早い」と感じました。
▶︎参考:破産法|e-Gov法令検索
▶︎参考:自己破産に関するよくある相談|法テラス

2 弁護士相談の決断…「どうせ無理だろう」と思いながらも

が法律事務所へ相談したのは、2023年7月29日でした。

正直に言うと、相談に行く前はめちゃくちゃ怖かったです。

「ギャンブルの借金なんて、相手にされないんじゃないか」
「だらしない人間だと思われるんじゃないか」
「怒られたり、冷たくされたりするんじゃないか」

そんなことばかり考えていました。

でも実際には、弁護士は僕の話をきちんと聞いてくれました。

借金の理由、金額、返済状況、収入、生活費。
ひとつずつ確認してもらう中で、初めて自分の状況を客観的に見ることができました。

そして、「手続きを進めることで、自己破産を目指せる可能性はあります」と言われたとき、少しだけ希望が見えました。

それまで僕は、ずっとひとりで悩んでいました。
でも、専門家に相談したことで、ようやく「次に何をすればいいのか」が見えてきたんです。

日弁連では、債務整理事件について弁護士の面談義務や報酬に関するルールも示されています。
費用面が不安な人も、相談時に見積もりや支払い方法を確認しておくと安心です。
▶︎参考:債務整理の弁護士報酬のルールについて|日本弁護士連合会

【【実録】ギャンブルで900万借金→自己破産した結果、こうなった】の挿絵06

3相談して終わりではなかった。そこから資料集めが始まった

護士に相談したら、すぐに自己破産が終わる。
当時の僕は、どこかでそんなふうに思っていたかもしれません。

でも実際には、相談してからが本当のスタートでした。

2023年8月に入ってからは、受任通知のこと、口座変更、入出金明細の取得、必要書類の準備など、やることがたくさんありました。

僕の場合は、キャリア決済、NISA、iDeCoなどについても確認が必要でした。
普段はあまり意識していなかったお金の流れを、ひとつずつ整理していく作業です。

これが、思っていた以上に大変でした。

ただ、この作業を通して、僕は初めて自分のお金の使い方と向き合うことになりました。

「こんなに使っていたのか」
「ここで借りて、ここで返して、また借りていたのか」
「自分は本当にギリギリの状態だったんだ」

資料を集めながら、借金の現実を突きつけられました。

でも同時に、ここから立て直すためには、まず現実を見ないといけないとも感じました。

4 自己破産の申請…「本当にこれで人生終わるのか?」

護士のサポートを受けながら準備を進め、僕は2024年2月20日に自己破産の申立てをしました。

申立ての段階になっても、不安が消えたわけではありません。

「本当にこれでいいのか」
「周囲にバレるんじゃないか」
「今後の生活はどうなるんだろう」
「自分はもう普通の人生に戻れないんじゃないか」

そんなことを何度も考えました。

ただ、現実はもう限界でした。

返済に追われる生活を続けても、状況が良くなる見込みはありませんでした。
むしろ、苦しさは増していく一方でした。

だから最終的には、**「今のままでは立て直せない」**と腹をくくるしかありませんでした。

自己破産は、借金から逃げるためだけの手続きではないと思っています。
少なくとも僕にとっては、現実と向き合って、生活を立て直すための手続きでした。

申し立て〜免責決定までの流れはこちらの記事でも詳しく解説しています

5僕の自己破産手続きの流れ

僕の場合、法律事務所へ相談してから免責許可決定が出るまで、約10か月かかりました。

流れとしては、以下のような形です。

  • 2023年7月29日:法律事務所へ相談
  • 2023年8月:受任通知、口座変更、入出金明細の取得、必要書類の準備
  • 2023年9月:住所変更に関する確認
  • 2023年12月半ば:冬のボーナスを自己破産費用へ
  • 2024年1月〜2月:追加資料の提出、弁護士への引き継ぎ
  • 2024年2月20日:自己破産の申立て
  • 2024年2月27日:破産管財人との面談
  • 2024年5月10日:債権者集会
  • 2024年5月22日:免責許可決定
  • 2024年5月25日:最後の弁護士事務所訪問、預り金の返金
  • 2024年5月26日:自己破産後の日常について改めて実感

こうして見ると、自己破産は一瞬で終わるものではありません。

でも、ひとつずつ進めていけば、ちゃんと終わりに近づいていきます。

僕も途中で不安になることは何度もありました。
それでも、弁護士に確認しながら進めることで、少しずつ前に進むことができました。

 

 

3 自己破産した結果、
生活はこうわった

己破産をしたことで、僕の生活は大きく変わりました。

ただし、ここで誤解してほしくないのは、自己破産をした瞬間にすべてが一気に解決したわけではないということです。

手続き中も不安はありました。
資料集めも大変でした。
破産管財人との面談や債権者集会も、緊張しました。

それでも、借金の重圧から少しずつ離れていく中で、僕の気持ちは確実に変わっていきました。

1弁護士に依頼したあと、督促の不安が少しずつ落ち着いた

にとって大きかったのは、弁護士に依頼したあと、督促の不安が少しずつ落ち着いていったことです。

それまでは、電話が鳴るたびに心臓が締めつけられるような感覚がありました。
郵便物を見るのも怖かったです。
支払いのことを考えるだけで、気持ちが沈みました。

でも、弁護士に依頼し、債権者へ受任通知が送られてからは、少しずつ状況が変わっていきました。

もちろん、すべての不安が一瞬で消えたわけではありません。
でも、**「もうひとりで全部対応しなくていいんだ」**と思えたことは、本当に大きかったです。

借金に追われていたころの僕は、夜も落ち着いて眠れませんでした。
常に返済のことが頭にあって、心が休まる時間がほとんどありませんでした。

でも手続きが進むにつれて、少しずつ眠れるようになりました。

僕の場合、自己破産で借金の問題が整理できたこと以上に、精神的に追い詰められた状態から抜け出せたことが大きかったです。

【【実録】ギャンブルで900万借金→自己破産した結果、こうなった】の挿絵08

2破産管財人との面談と債権者集会は、やっぱり緊張した

己破産の手続きの中で、特に緊張したのが破産管財人との面談と債権者集会でした。

僕の場合、2024年2月27日に破産管財人との面談がありました。

正直、かなり身構えていました。

「厳しく責められるんじゃないか」
「ギャンブルのことを強く追及されるんじゃないか」
「ちゃんと説明できなかったらどうしよう」

そんな不安がありました。

でも、実際には、必要なことを確認される場でした。
もちろん、借金の理由やお金の流れについてはきちんと説明する必要があります。
ただ、感情的に責められるというより、手続きに必要な確認をしていくという印象でした。

その後、2024年5月10日に債権者集会がありました。

これも、名前だけ聞くとかなり怖いです。
僕も最初は「債権者がたくさん来て責められるのでは」と不安でした。

ただ、実際にどうなるかはケースによります。
僕の場合は、想像していたような場面にはなりませんでした。

手続きが終わるまで不安はありましたが、ひとつずつ進むたびに、「ちゃんと終わりに向かっているんだ」と感じられるようになりました。

3免責許可決定が出た日、ようやく肩の力が抜けた

に免責許可決定が出たのは、2024年5月22日でした。
その知らせを受けたとき、すぐに大喜びしたというより、最初は少し現実感がありませんでした。

「あ、本当に終わったんだ」
「もう返済に追われる生活から離れられるんだ」

そんな感じでした。

もちろん、自己破産をしたからといって、人生のすべてが急に明るくなるわけではありません。
信用情報への影響もあります。
クレジットカードやローンの審査に通りにくくなる可能性もあります。

それでも僕にとっては、借金の重圧から解放されたことが本当に大きかったです。

2024年5月25日には、最後に弁護士事務所へ行き、預り金の返金もありました。
そこでようやく、「本当に一区切りついたんだ」と実感しました。

そして翌日の2024年5月26日、普通の日常の中で、ふとこう思いました。

「借金に追われない生活って、こんなに静かなんだ」

この感覚は、今でも忘れられません。

4自己破産後に困ったことベスト3

自己破産後は、借金の重圧から解放された一方で、不便に感じることもありました。

ここでは、僕が実際に「これは少し困ったな」と感じたことを3つに分けて書きます。

1. クレジットカードに頼れなくなった

まず大きかったのは、クレジットカードに頼れなくなったことです。

以前は、ネットショッピングやサブスク、急な出費などで、何となくカードを使っていました。
でも自己破産後は、その感覚を変える必要がありました。

最初は不便でした。
ただ、現金やデビットカード中心の生活になると、使える金額が目に見えます。

結果的に、僕にとってはお金の使い方を見直すきっかけになりました。

2. ローンを前提に考えられなくなった

自己破産後は、一定期間、ローンや分割払いの審査に通りにくくなる可能性があります。

そのため、以前のように「足りなければローンで」と考えることはできません。

でも、これは悪いことばかりではありませんでした。
僕の場合、買う前に「本当に必要か」を考えるようになりました。

3. サブスクや支払い方法を見直す必要があった

意外と細かく困ったのが、サブスクやネットサービスの支払いです。

クレジットカード前提のサービスもあるので、支払い方法を変えたり、必要ないサービスを解約したりしました。

面倒ではありましたが、結果的には固定費を見直すきっかけにもなりました。

自己破産後は、一定期間、クレジットカードやローンの審査に通りにくくなる可能性があります。
登録される情報や期間は信用情報機関によって異なるため、正確な情報は各機関の公式ページで確認するのが安心です。
▶︎参考:自己破産の登録は何年間ですか?|CIC
▶︎参考:信用情報の内容と登録期間|JICC
▶︎参考:センターの概要|全国銀行個人信用情報センター

5「自己破産=人生終わり」じゃないと実感した瞬間

自己破産をする前の僕は、「これで人生が終わるんじゃないか」と本気で思っていました。

借金を返せない。
法律に頼る。
信用情報に影響が出る。
クレジットカードも使いにくくなる。

そう考えると、自分が普通の生活から外れてしまうような気がしていました。

でも、実際に手続きを終えてみると、少しずつ考え方が変わっていきました。

たしかに、自己破産には影響があります。
何もなかったことになるわけではありません。

それでも、僕の場合は、借金のプレッシャーから解放されたことで、ようやく日常を取り戻せるようになりました。

返済のことばかり考えていた毎日。
電話や郵便物に怯えていた時間。
お金のことを考えるだけで苦しくなっていた感覚。

そこから少しずつ離れられたことで、僕はようやく「今を生きる」感覚を取り戻せました。

自己破産は、人生の終わりではありません。
少なくとも僕にとっては、人生を立て直すためのスタートラインでした。

生活全般の影響についてはこちらの記事でも詳しく解説しています

 

 

4ギャンブル
さないために、
意識したこと

ャンブルによる借金で自己破産を考えるとき、借金をどう整理するかだけでなく、また同じことを繰り返さないことも大切です。

僕も、ここはかなり意識しました。

自己破産で借金の問題が整理できても、ギャンブルとの付き合い方を変えなければ、また苦しくなる可能性があります。

僕が意識したのは、次のようなことです。

  • ギャンブルに使えるお金を残さない
  • 給料が入ったら、先に生活費と必要なお金を分ける
  • 暇な時間をギャンブル以外で埋める
  • お金の流れを見えるようにする
  • 「少しだけなら大丈夫」と思ったときほど距離を置く
  • 不安なときは、ひとりで抱え込まない

最初から完璧にできたわけではありません。

でも、自己破産をきっかけに、お金との向き合い方を変えないといけないと強く感じました。

ギャンブルをやめたいのにやめられない、借金を繰り返してしまう、家族や周囲に言えずに悩んでいる。
そういう場合は、借金相談だけでなく、依存症に関する相談先やセルフチェックも確認してみるといいと思います。

全国公営競技施行者連絡協議会のセルフチェックツールでは、ギャンブル等依存症について簡易的に確認できます。ただし、診断結果はあくまで目安で、正式な診断は医療機関等で判断するものとされています。
▶︎参考:ギャンブル依存症セルフチェック|全国公営競技施行者連絡協議会
▶︎参考:セルフチェックツール|全国公営競技施行者連絡協議会

5あなた
相談したがいい
判断目安

金で悩んでいると、「まだ相談するほどじゃない」「自分が悪いから仕方ない」と思ってしまうことがあります。

僕もそうでした。

でも、次のどれかに当てはまるなら、ひとりで判断せず、早めに相談した方がいいと思います。

  • 借金総額が年収を超えている
  • 毎月返済しても元金がほとんど減らない
  • 返済のために、また借りている
  • ギャンブルで作った借金だから無理だと思っている
  • 家族や会社にバレるのが怖くて動けない
  • 督促や支払い日が怖い
  • 給料が入ってもすぐ返済で消える
  • 生活費を借金で補っている
  • 自己破産しかないのか、他の方法があるのか分からない

ひとつでも当てはまるなら、もう十分に苦しい状態だと思います。

相談したからといって、必ず自己破産になるわけではありません。
任意整理、個人再生、自己破産など、状況によって選択肢は変わります。

大事なのは、自分ひとりで結論を出さないことです。

6無料相談では
せばいい?

護士や司法書士に相談すると聞くと、「うまく説明できないとダメなんじゃないか」と不安になるかもしれません。

でも、最初から完璧に話せなくても大丈夫です。

無料相談では、まず次のようなことを伝えられると話が進みやすいです。

  • 借金の総額
  • 借入先の数
  • 毎月の返済額
  • 毎月の収入
  • 家賃や生活費
  • 借金の理由
  • ギャンブルによる借金があること
  • 滞納しているかどうか
  • 家族や会社に知られたくない事情
  • 自己破産以外の方法も知りたいこと

特に、ギャンブルによる借金がある場合は、隠さずに伝えた方がいいです。

言いにくい気持ちは分かります。
でも、借金の理由を正直に伝えないと、正確な判断がしにくくなります。

僕も最初は、ギャンブルのことを話すのが怖かったです。
でも、話してみると、そこで初めて現実的な選択肢が見えてきました。

 

 

7 自己破産
えている
えたいこと

己破産を考えている人の多くは、不安でいっぱいだと思います。

「本当にこれでいいのか」
「家族や会社にバレるんじゃないか」
「ギャンブルの借金でも大丈夫なのか」
「人生が終わるんじゃないか」

僕もまさにそうでした。

でも、実際に自己破産を経験して、その後の生活を立て直してみると、僕の場合はそれが終わりではなく、立て直すためのきっかけになりました。

ここでは、自己破産を考えている人に向けて、僕の経験から伝えたいことをまとめます。

1ギャンブルの借金でも、自己破産を目指せるケースはある

「ギャンブルの借金は自己破産できない」と思い込んでいる人もいるかもしれません。

でも実際には、ギャンブルが原因でも、状況によっては自己破産を申し立て、免責を目指せるケースがあります。

僕も最初は、「ギャンブルの借金では免責が認められないんじゃないか」と不安でした。

ただ、弁護士に相談したことで、借金の理由だけですべてが決まるわけではないと知りました。

大事なのは、今の収入や支出、財産状況、借金の経緯、今後の生活再建への姿勢などを含めて、きちんと整理することです。

僕の場合は、ギャンブルを続けるのではなく、生活を見直す方向で考え直しました。
そして、必要な資料を集め、自分の状況を正直に説明しながら手続きを進めました。

その結果、最終的に免責許可決定を受けることができました。

ただし、これは誰でも同じ結果になるという意味ではありません。
裁判所の判断はケースによります。

だからこそ、「ギャンブルだから無理」と決めつける前に、まずは専門家に相談して、自分の状況ではどうなる可能性があるのかを確認してほしいです。

2 自己破産後の生活をどう立て直すかが大事

己破産は、借金の問題を整理するための手続きです。

でも、本当に大事なのは、その後の生活をどう立て直すかだと思います。

特にギャンブルが原因だった場合、過去の習慣を見直さないと、また同じことで苦しくなってしまう可能性があります。

僕が意識したのは、まずギャンブルとの距離を変えることでした。

ギャンブルに使っていた時間やお金を、少しずつ別のことに回す。
収入と支出を確認する。
毎月使えるお金を決める。
衝動的にお金を使いそうな場面を把握する。

こうしたことを少しずつ続けました。

最初から完璧にできたわけではありません。
でも、「また同じことを繰り返さない」という意識は、かなり強く持つようになりました。

自己破産後の生活で大切なのは、借金が整理されたことに安心するだけではなく、これからのお金の使い方を変えていくことだと思います。

【【実録】ギャンブルで900万借金→自己破産した結果、こうなった】の挿絵09

3「自己破産は恥ずかしいこと」と思い込まなくていい

己破産を考えている人の中には、「自己破産=人生の失敗」と感じてしまう人もいるかもしれません。

僕もそうでした。

借金を返せなくなった。
ギャンブルで借金を作った。
親にも迷惑をかけた。
法律に頼るしかなくなった。

そんな自分が、情けなくて仕方ありませんでした。

でも、実際に手続きを進めていく中で、少しずつ考え方が変わりました。

自己破産は、楽な選択ではありません。
手続きも簡単ではありません。
信用情報への影響もあります。

それでも、借金のプレッシャーから離れて、生活を立て直すための一歩になることがあります。

僕の場合、自己破産後に「またやり直せるかもしれない」と思えるようになりました。
借金を抱えていたころのストレスや不安が薄れていき、ようやく呼吸がしやすくなった感覚がありました。

自己破産は、逃げというより、立て直すための選択肢のひとつだと僕は思っています。

大切なのは、そこからどう生きるかです。

過去の失敗だけにとらわれず、これからの人生をどう歩むか。
それを考えることが、再スタートにつながると身をもって感じました。

 

 

8「人生一歩」
そう

【【実録】ギャンブルで900万借金→自己破産した結果、こうなった】の挿絵10

己破産を決断するまでには、大きな不安や葛藤がありました。

でも、実際に手続きを終えた今、僕が強く思うのは、もっと早く相談すればよかったということです。

借金に追われる生活から少しずつ離れられて、気持ちの面でも本当にラクになりました。

もちろん、自己破産は人生に影響のある大きな手続きです。
信用情報への影響もありますし、一定期間、クレジットカードやローンの審査に通りにくくなる可能性もあります。

また、税金など一部の支払いは、自己破産をしても免責されない場合があります。
そのため、自分の場合にどうなるのかは、必ず専門家に確認した方がいいです。

それでも僕にとっては、「借金のことで頭がいっぱいの毎日」から抜け出せたことが本当に大きかったです。

もし今、借金に悩んでいるなら、いきなり結論を出さなくても大丈夫です。

まずは、自分の状況を整理する。
専門家に相談してみる。
自己破産以外の選択肢も含めて確認する。

それだけでも、ひとりで抱え込んでいる状態から少し抜け出せることがあります。

僕も最初は、「どうせ無理だろう」と思っていました。
でも、弁護士に相談したことで状況を整理でき、少しずつ気持ちが変わっていきました。

借金の重圧から少し離れられるだけでも、思っていたより気持ちは軽くなります。

自己破産は、終わりではありません。
少なくとも僕にとっては、立て直すための選択肢のひとつでした。

他の体験談も参考にしたい方はこちらの記事もご覧ください

おすすめの記事