【1-4】自己破産の費用はいくら?お金がなくても相談できるのか経験者が解説

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。この記事は、僕自身の自己破産経験と公的情報をもとにした一般的な内容です。借金額、収入、財産、借金の理由、家族構成、裁判所の運用などによって判断は変わります。具体的な判断は、弁護士・司法書士などの専門家に相談してください。

己破産したい。
でも、弁護士費用が払えない。
だから相談しても無駄かもしれない。

そんなふうに思って、動けなくなっていませんか?

僕も同じでした。

僕は、ギャンブル・浪費・FXなどが重なり、最終的に940万円の借金を抱えて自己破産を経験しました。

自己破産の費用は、同時廃止なら弁護士費用込みで20万〜50万円前後、管財事件や少額管財になると50万〜80万円以上かかることがあります。

ただし、これはあくまで一般的な目安です。

実際の費用は、裁判所、地域、依頼する法律事務所、財産の有無、借金の理由、管財事件になるかどうかによって変わります。

僕の場合は、ギャンブルや浪費による借金があり、少額管財として進みました。

全体では70万円強を見込んで、最初に15万円、その後は毎月5万円ずつ積み立て、冬のボーナス約50万円も自己破産の費用に充てました。

お金がないからといって、最初から自己破産の相談をあきらめる必要はありません。

分割払いに対応している法律事務所もあります。

条件によっては、法テラスの立替制度を利用できる場合もあります。

大事なのは、ネットの相場だけを見て諦めることではなく、自分の場合にいくら必要で、どう払えるのかを確認することです。

この記事では、自己破産にかかる費用の目安、弁護士費用や裁判所費用の内訳、費用が払えないときの対処法、相談前に確認しておくべきことを、僕の実体験も交えながら解説します。

先に結論
  • 自己破産の費用は、弁護士費用・裁判所費用・管財人に関する費用などを合わせて考える必要があります。
  • 同時廃止なら、弁護士費用込みで20万〜50万円前後になることがあります。
  • 管財事件や少額管財になると、50万〜80万円以上かかることもあります。
  • 僕の場合は少額管財で、全体では70万円強を見込んで進めました。
  • 費用が不安でも、分割払いや法テラスを利用できる場合があります。
費用の目安
ケース 費用の目安 補足
同時廃止 裁判所費用は比較的少なく済むことがあります。弁護士費用込みで20万〜50万円前後になることがあります。 めぼしい財産がなく、破産管財人による詳しい調査が必要ないと判断される場合に進むことがあります。
管財事件・少額管財 管財人に関する費用が必要になることがあります。弁護士費用込みで50万〜80万円以上になることもあります。 財産や借金の理由などを破産管財人が確認するケースです。
法テラス利用時 条件を満たせば、弁護士費用などの立替制度を利用できる場合があります。 法テラス公式では、自己破産事件の費用目安として債権者数によって15.5万〜21万円程度が案内されています。
僕の場合 少額管財として進み、全体で70万円強を見込んで進めました。 最初に15万円、その後は毎月5万円ずつ積み立て、冬のボーナス約50万円も費用に充てました。

※金額はあくまで目安です。地域、裁判所、依頼する事務所、財産の有無、借金の理由、事件内容によって変わります。

【自己破産の費用はいくら?弁護士・裁判所にかかるお金を解説】の挿絵01

1 自己破産
費用
払うお金なのか

己破産の費用は、大きく分けると2つあります。

1つ目は、弁護士や司法書士に支払う費用です。

たとえば、相談料、着手金、報酬金、事務手数料、郵送費、書類作成に関する費用などです。

2つ目は、裁判所に納める費用です。

たとえば、申立手数料、郵便切手代、官報公告費、予納金、管財事件になった場合の管財人に関する費用などです。

自己破産の費用がわかりにくいのは、この2つが混ざって説明されることが多いからです。

自己破産は数万円でできると書かれている場合、それは主に裁判所に納める費用だけを指していることがあります。

一方で、自己破産は50万円以上かかると書かれている場合は、弁護士費用や管財事件の費用まで含めていることがあります。

つまり、自己破産の費用を見るときは、次のように分けて考えるとわかりやすいです。

  • 弁護士や司法書士に支払う費用なのか
  • 裁判所に納める費用なのか
  • 管財事件になった場合の費用も含まれているのか
  • 自分のケースでは同時廃止になりそうなのか、管財事件になりそうなのか

ここを分けて考えるだけでも、費用の不安は少し整理しやすくなります。
▶︎参考:破産事件の手続費用一覧|東京地方裁判所
▶︎参考:自己破産 費用の目安|法テラス

費用がどのタイミングで発生するかは、手続きの流れで確認するとさらに分かりやすいです

 

 

2 自己破産
弁護士費用
いくらかかるのか

己破産を弁護士に依頼する場合、費用は法律事務所によって変わります。

一般的な目安としては、20万円〜50万円以上になることがあります。

ただし、これはあくまで目安です。

実際の金額は、依頼する法律事務所、事件の内容、債権者数、財産の有無、管財事件になるかどうかなどによって変わります。

【自己破産の費用はいくら?弁護士・裁判所にかかるお金を解説】の挿絵04

1弁護士費用に含まれやすいもの

己破産の弁護士費用には、主に次のようなものがあります。

  • 相談料
  • 着手金
  • 報酬金
  • 実費
  • 事務手数料
  • 郵送費
  • 書類作成に関する費用
  • 裁判所へ行く場合の日当

法律事務所によって、費用の考え方は違います。

着手金だけで進める事務所もあれば、報酬金や実費が別にかかる事務所もあります。

相談料が無料の事務所もありますし、相談料がかかる事務所もあります。

だから、費用を見るときは、安く見える金額だけで判断しない方が安心です。

最初に見るべきなのは、総額でいくらかかるのかです。

次に、いつ、いくら支払う必要があるのかです。

そして、一括で払えない場合に分割払いができるのかも確認しておく必要があります。
▶︎参考:弁護士費用(報酬)とは|日本弁護士連合会
▶︎参考:債務整理の弁護士報酬のルールについて|日本弁護士連合

2費用は安さだけで選ばない方がいい

ちろん、費用は大事です。

借金で苦しんでいる状態なら、少しでも安く済ませたいと思うのは自然です。

僕もそうでした。

ただ、自己破産は生活を立て直すための大きな手続きです。

費用が安くても、説明がわかりにくかったり、質問しづらかったりすると、手続き中の不安が大きくなってしまいます。

僕自身、弁護士に相談する前はかなり緊張していました。

ギャンブルや浪費で借金を作った自分は、責められるのではないか。
こんな自分が相談していいのか。
弁護士からも、だらしない人間だと思われるのではないか。

そんな不安がありました。

でも実際には、弁護士に相談したことで、今の状況や必要な手続き、費用の見通しが少しずつ整理されていきました。

費用を見るときは、次の点も確認しておくと安心です。

  • 総額でいくらかかるか
  • 最初にいくら必要か
  • 分割払いできるか
  • 管財事件になった場合の費用はいくらか
  • 支払いが苦しくなった場合に相談できるか
  • 法テラスを使える可能性があるか
  • ギャンブルや浪費の借金でも相談しやすいか

このあたりを最初に聞いておくと、あとから費用面で慌てにくくなります。

 

 

3裁判所
納める費用
いくら

己破産では、弁護士費用とは別に、裁判所に納める費用もかかります。

ここで関係するのが、自己破産の手続きの種類です。

自己破産には、主に同時廃止と管財事件があります。

1同時廃止とは

時廃止は、めぼしい財産がなく、破産管財人による詳しい調査が必要ないと判断される場合に進むことがある手続きです。

同時廃止で進む場合、管財人に関する費用がかからないため、裁判所に納める費用は比較的少なく済むことがあります。

ただし、同時廃止になるかどうかは、自分で決められるものではありません。

財産の状況、借金の理由、裁判所の運用、提出書類の内容などによって判断されます。

2管財事件とは

財事件は、破産管財人が選ばれ、財産や借金の事情などを確認しながら進む手続きです。

管財事件になると、同時廃止より費用が高くなることがあります。

特に、管財人に関する費用が必要になる場合があります。

東京地方裁判所の資料では、個人の自己破産・免責申立ての申立手数料は1,500円とされています。

また、個人管財事件では、予納金として最低20万円などが示されています。

ただし、実際の費用は裁判所や事件内容によって変わります。

そのため、最終的には依頼する弁護士や管轄の裁判所で確認してください。
▶︎参考:破産事件の手続費用一覧|東京地方裁判所

3僕の場合は少額管財として進みました

の場合は、ギャンブルや浪費による借金がありました。

そのため、弁護士からは、管財人が付く可能性が高いと説明を受けていました。

実際に、僕の手続きは少額管財として進みました。

僕が説明を受けた費用の流れは、次のようなものでした。

  • 最初に納めたお金は15万円
  • その後は毎月5万円ずつ積み立て
  • 冬のボーナス約50万円も費用に充当
  • 裁判所費用や管財人に関する費用として20万円強
  • 全体では70万円強を見込んで進める流れ

この説明を受けたときは、正直かなり重く感じました。

940万円の借金を整理するためとはいえ、自己破産にもこんなにお金がかかるのか。

そう思いました。

ただ、僕は一括で全部を用意したわけではありません。

弁護士と相談しながら、少しずつ積み立てて進めました。

2023年12月には、冬のボーナス約50万円を弁護士事務所へ振り込みました。

その月の積み立てが終わった時点で、合計90万円まで積み立てが進みました。

2024年1月には、積立金の合計が95万円に達しました。

その後、住民票や最新の口座明細、家計簿などの追加提出を求められ、申立てに向けて手続きが進んでいきました。

これはあくまで僕の場合です。

自己破産の費用は、地域、裁判所の運用、財産の有無、借金の理由、債権者数、依頼する法律事務所によって変わります。

だからこそ、ネットの相場だけで判断するのではなく、自分の場合はいくら必要になりそうかを確認することが大切です。

自己破産の流れを実体験で解説|ギャンブル借金940万円でも免責許可決定まで進めた話

 

 

4ギャンブル浪費
借金だと費用
高くなるのか

ャンブルや浪費の借金がある場合、管財事件として扱われる可能性があります。

管財事件になると、同時廃止より費用が高くなることがあります。

僕自身も、ギャンブル・浪費・FXによる借金がありました。

そのため、弁護士からは管財人が付く可能性が高いと説明されました。

ここで誤解しないでほしいのは、ギャンブルや浪費の借金があるからといって、必ず自己破産できないわけではないということです。

僕も最初は不安でした。

ギャンブルで作った借金なんて、自己破産できないのではないか。
裁判所に怒られるのではないか。
免責が認められないのではないか。

そんなことばかり考えていました。

でも、弁護士に正直に事情を話し、必要な書類を集め、破産管財人との面談や債権者集会も経て、最終的には免責許可決定を受けることができました。

もちろん、誰でも同じ結果になるとは言えません。

でも、借金の理由だけを見て、自分は無理だと決めつける必要はありません。

むしろ、ギャンブルや浪費がある人ほど、最初から隠さずに相談した方がいいです。

隠して後から問題になるより、最初から正直に伝えた方が、どう進めるべきかを考えやすくなります。

ギャンブルの借金でも自己破産できる?免責される条件と裁量免責を経験者が解説

【自己破産の費用はいくら?弁護士・裁判所にかかるお金を解説】の挿絵02

 

 

5己破産
費用払えない
場合対策

己破産したい。
でも費用が払えない。
だから相談できない。

そう思っている人にこそ知ってほしいのは、費用が不安な場合でも確認できる選択肢があるということです。

主な方法は、次のようなものです。

  • 法テラスを利用できるか確認する
  • 分割払いできる法律事務所を探す
  • 弁護士と相談しながら積み立て方式で進める
  • 受任通知後に返済が止まった期間を費用準備に回せるか確認する
  • 通信費やサブスクなどの固定費を見直す
  • 親族に援助を相談する場合は、必ず弁護士に確認してから進める

【自己破産の費用はいくら?弁護士・裁判所にかかるお金を解説】の挿絵05

1法テラスを利用できる場合がある

テラスは、経済的に余裕がない人が法律相談や弁護士費用の立替制度を利用できる場合がある公的な窓口です。

収入や資産などの条件を満たせば、自己破産の弁護士費用について立替制度を利用できることがあります。

法テラス公式では、自己破産事件の費用の目安として、債権者数ごとに着手金や実費の目安が示されています。

たとえば、債権者数1〜10社の場合、着手金132,000円、実費23,000円、合計155,000円が目安とされています。

ただし、実際の費用は事件の内容などにより審査で決まります。

必ずこの金額になるとは限りません。

また、立替制度を利用するには、収入や資産が一定基準以下であることなどの条件があります。

法テラスは便利な制度ですが、誰でも必ず使える制度ではありません。

僕自身は、最終的に法テラスを使わず、弁護士と相談しながら費用を積み立てて進めました。

でも、今すぐまとまったお金がない人にとって、法テラスは確認する価値のある選択肢だと思います。

自分が使えるかどうかは、ひとりで判断しにくい部分があります。

だから、費用が不安な場合は、無料相談のときにこう聞いてみてください。

法テラスを使える可能性はありますか?

この一言を聞くだけでも、進め方が変わる場合があります。
▶︎参考:自己破産 費用の目安|法テラス
▶︎参考:弁護士・司法書士費用等の立替制度のご利用の流れ|法テラス
▶︎参考:無料法律相談・弁護士等費用の立替|法テラス

2分割払いに対応している事務所もある

律事務所によっては、自己破産の費用を分割払いで対応してくれるところもあります。

僕が依頼した弁護士も、最初に15万円を納め、その後は毎月5万円ずつ積み立てる形で進めてくれました。

この支払い方法があったから、僕は自己破産の手続きを前に進めることができました。

もし最初から70万円以上を一括で用意しなければいけなかったら、たぶん動けなかったと思います。

費用が不安な人は、相談時に次のことを確認しておくと安心です。

  • 分割払いはできますか?
  • 最初にいくら必要ですか?
  • 毎月いくらずつなら進められますか?
  • ボーナス払いは使えますか?
  • 管財事件になった場合はいくら必要ですか?
  • 支払いが苦しくなった場合、相談できますか?
  • 法テラスを使える可能性はありますか?

弁護士への相談では、お金の話を遠慮しなくて大丈夫です。

むしろ、お金の話こそ最初に正直にした方がいいです。

今、まとまった費用がありません。
毎月払えるとしても、これくらいです。
法テラスを使えるか知りたいです。

このように伝えた方が、現実的な進め方を考えやすくなります。

3受任通知後の期間を費用準備に回せることがある

般的には、弁護士に依頼して受任通知が送られると、貸金業者などからの直接の督促や返済がいったん止まることがあります。

その期間を使って、自己破産の費用を積み立てていくケースもあります。

僕の場合も、受任通知によって借金の支払いが止まっていたことで、少し気持ちに余裕ができました。

2024年2月20日の日記には、東京地方裁判所に自己破産申立てが行われ、受理されたという弁護士からのメールを受け取ったことを書いています。

そのとき、2023年7月末〜8月頭に弁護士事務所へ相談してから、受任通知によって支払いが止まっていた期間があったことを改めて実感しました。

ただし、すべてのケースで同じように進むとは限りません。

借入先、滞納状況、個人からの借入れ、家族や勤務先に関係する借入れなどによって、対応が変わることがあります。

そのため、返済を止めてよいのか、どの支払いを続けるべきなのか、費用をどう積み立てるのかは、必ず弁護士に確認してください。

自己判断で一部の人にだけ返済したり、新たに借入れをしたりすると、手続きに影響する可能性があります。

費用を準備するために何をしていいのかも、相談時に確認しておくと安心です。

費用が不安な人ほど、自己判断で止まるより、まず無料相談で「自分の場合いくら必要か」を確認した方が安心です。
法テラスを使えるのか、分割払いできるのか、管財事件になりそうなのかも含めて確認してみてください。

 

 

6費用払えない
相談前確認すべき
5つこと

己破産の相談前に、完璧な資料をそろえる必要はありません。

でも、最低限この5つをメモしておくと、相談がかなりスムーズになります。

1今の借金総額

ずは、借金が全部でいくらあるのかを確認します。

正確な金額がわからなくても、だいたいで大丈夫です。

僕の場合は940万円でした。

この金額を自分で見たときは、かなり重かったです。

何をすればいいのかわからない。
これからどうすればいいのかわからない。
残る道は、自己破産しかないのではないか。

そんな気持ちでした。

でも、借金総額を把握しないと、自己破産が必要なのか、他の債務整理で進められる可能性があるのかも判断しにくくなります。

まずは、だいたいでもいいので全体像を出してみてください。

2毎月の返済額

月いくら返済しているのかも大事です。

借金総額が同じでも、毎月の返済額が収入に対して大きすぎる場合、生活がかなり厳しくなります。

返済額がわかると、弁護士も今の生活がどれくらい限界なのかを把握しやすくなります。

3毎月の手取り収入

料の額面ではなく、実際に使える手取り収入を確認しておきます。

会社員なら、給与明細を見ればだいたいわかります。

手取り収入は、法テラスを使えるか、分割払いが現実的か、生活再建できるかを考える材料になります。

4家賃や生活費

賃、光熱費、通信費、食費、交通費など、毎月の生活費もざっくり整理しておきます。

細かく完璧に出せなくても大丈夫です。

毎月いくら残るのか。
弁護士費用を分割で払える余地があるのか。

ここを考えるために必要です。

5毎月いくらなら費用を積み立てられそうか

後に、毎月いくらなら費用を積み立てられそうかを考えておきます。

1万円なのか。
3万円なのか。
5万円なのか。
ボーナスを一部使えるのか。

これを相談前にざっくり考えておくと、支払い方法の話がしやすくなります。

もちろん、無理な金額を言う必要はありません。

自己破産は生活を立て直すための手続きです。

弁護士費用を払うために生活が崩れてしまっては意味がありません。

だからこそ、現実的に払える金額を正直に伝えることが大切です。

 

 

7相談前
このメモだけ
作れば大丈夫

談前に何を準備すればいいかわからない人は、まず次の内容だけメモしてみてください。

  • 借金総額
  • 借入先の数
  • 毎月の返済額
  • 手取り収入
  • 家賃
  • 毎月の生活費
  • 滞納の有無
  • 借金の原因
  • 毎月払えそうな弁護士費用
  • 法テラスを使えるなら検討したいか

これだけでも、相談のハードルはかなり下がります。

全部を完璧に整理しなくても大丈夫です。

わからないところは、わからないままで相談して大丈夫です。

僕も最初から全部をきれいに説明できたわけではありません。

通帳をなくしていました。
過去のお金の流れを思い出せない部分もありました。
家計簿の収支が合わず、弁護士事務所から修正を求められたこともありました。
住民票や最新の口座明細を再提出する必要もありました。

2024年1月の日記には、9月の時点で提出していた住民票などの期限が切れていて、最新の口座明細や家計簿を改めて提出するよう連絡が来たことを書いています。

平日は仕事に追われて時間がない中で、なんとか書類をそろえなければいけませんでした。

かなり大変でした。

でも、弁護士事務所に確認しながら一つずつ進めました。

相談前から完璧である必要はありません。

大事なのは、今の状況をそのまま伝えることです。

自己破産の申し立てに必要な書類一覧|準備の流れとチェックリスト

 

 

8実際
費用準備
した流れ

2023年7月29日に自己破産を決断しました。

借金総額は940万円。

その直前まで、ギャンブルで最後の悪あがきをしていました。

これがダメならどうしようもない。
頭ではわかっているのに、身体が言うことを聞かない。
資金は底をつき、利息を払うことすらできなくなりました。
家賃も払えない。
何をすればいいのかわからない。
これからどうすればいいのかわからない。

そんな状態でした。

自己破産を決めたときも、気持ちが整理できていたわけではありません。

怖かったです。

人生が終わると思いました。

家族や会社に知られるのではないか。
ギャンブルの借金だから認められないのではないか。
弁護士にも軽蔑されるのではないか。
費用なんて払えるわけがないのではないか。

そんな不安ばかりでした。

でも、弁護士に相談して、費用の見通しを聞いたことで、少しずつ現実的に考えられるようになりました。

僕の場合は、最初に15万円を納めました。

その後、毎月5万円ずつ積み立てました。

さらに、冬のボーナス約50万円も自己破産の費用に充てました。

2024年1月には、積立金の合計が95万円に達しました。

その後、書類の再提出や家計簿の修正などを経て、申立てに向けた準備が進んでいきました。

2024年2月20日には、東京地方裁判所へ自己破産の申立てが行われ、受理されたと弁護士から連絡が来ました。

2024年2月27日には、破産管財人との面談がありました。

2024年5月10日には、債権者集会がありました。

この日は緊張でほとんど眠れませんでした。

有給休暇を使って裁判所へ行き、待ち合わせ時間よりかなり早く到着しました。

遅刻だけは絶対にできないと思っていたからです。

そして、2024年5月22日。

弁護士事務所から、免責許可決定の連絡が来ました。

日記には短くこう書いています。

免責許可がおりた。
やった。

本当に、その一言でした。

僕の場合は、費用も時間もかかりました。

でも、最初に相談していなければ、何も進んでいなかったと思います。

 

 

9自己破産
費用やっては
いけないこと

用が不安でも、自己判断でやらない方がいいことがあります。

1新たに借金して費用を作る

己破産を考えている段階で、新たに借金をして弁護士費用を作るのは避けた方がいいです。

借入れの時期や使い道によっては、手続きで問題になる可能性があります。

費用が足りない場合は、新しく借りる前に、必ず弁護士に相談してください。

2特定の人にだけ返済する

族や友人から借りているお金だけ返す。
会社関係の借入れだけ先に返す。
迷惑をかけたくない相手だけ優先して返す。

気持ちはわかります。

でも、自己破産前に特定の債権者だけへ返済すると、手続きで問題になる可能性があります。

誰に何を払っていいのかは、自己判断せずに確認した方が安心です。

3財産や口座を隠す

金、保険、車、退職金見込額、積立、投資口座などを隠すのはやめた方がいいです。

僕自身も、つみたてNISAやiDeCo、保険、退職金見込額、通帳、入出金明細など、かなり多くの資料を確認することになりました。

面倒でも、正直に出した方がいいです。

隠して後から出てきた方が、ずっと大きな問題になります。

4費用が怖くて放置する

番避けたいのは、費用が怖くて何もせず放置することです。

借金問題は、放置すると状況が悪化することがあります。

督促が続く。
遅延損害金が増える。
口座や給与への影響が出る。
精神的に追い詰められる。

僕も、動き出す前は本当に苦しかったです。

でも、相談したことで、少なくとも次に何をすればいいのかは見えるようになりました。

費用が怖いからこそ、まず確認する。

これが大事だと思います。

 

 

10費用払えないから
といって、自己破産
諦めなくていい

【自己破産の費用はいくら?弁護士・裁判所にかかるお金を解説】の挿絵06

己破産には、たしかに費用がかかります。

弁護士費用、裁判所費用、管財人に関する費用、書類取得費など、状況によって必要なお金は変わります。

僕の場合も、940万円の借金を抱えた状態で自己破産を決意し、全体で70万円強を見込んで費用を準備しました。

最初に15万円を納め、その後は毎月5万円ずつ積み立てました。

冬のボーナス約50万円も費用に充てました。

でも、最初から全額を一括で用意したわけではありません。

弁護士と相談しながら、支払い方法を確認し、少しずつ準備して進めました。

お金がないから無理。
費用が払えないから相談しても意味がない。
自分は自己破産できない。

そう決めつける必要はありません。

分割払いに対応している事務所もあります。

法テラスを使える可能性もあります。

返済が止まった期間を使って、費用を積み立てられる場合もあります。

相談したからといって、必ず依頼しなければいけないわけではありません。

でも、費用の見通しがわかるだけでも、次に何をすればいいのかが見えやすくなります。

自己破産は、人生を終わらせるための手続きではありません。

借金で壊れかけた生活を、もう一度立て直すための手続きです。

費用が不安でも、そこで止まらなくて大丈夫です。

まずは、自分の場合に相談できるのか、費用をどう払えるのかを確認してみてください。

自己破産は費用がかかる手続きです。
でも、費用が用意できないからといって、最初から無理と決める必要はありません。
分割払い、法テラス、相談先によって、進め方が変わる可能性があります。

まずは、自分の場合にいくら必要で、どう払えるのかを確認してみてください。

 

 

11よくある質問
FAQ

  • Q1.自己破産の費用は一括で払う必要がありますか?
    A.必ず一括とは限りません。
    法律事務所によっては、分割払いや積み立てに対応している場合があります。
    僕自身も、最初に15万円を納めたあと、毎月5万円ずつ積み立てる形で進めました。
    ただし、対応は事務所によって違うため、相談時に確認しておくと安心です。
  • Q2.弁護士費用がなくても相談していいですか?
    A.相談して大丈夫です。
    費用がないからこそ、法テラスを使えるか、分割払いできるか、積み立てで進められるかを確認した方がいいです。
    相談したからといって、必ず依頼しなければいけないわけではありません。
  • Q3.法テラスを使えば費用は無料になりますか?
    A.完全に無料になるとは限りません。
    法テラスの立替制度を利用できる場合、弁護士費用などを立て替えてもらい、あとから分割で返済していく形になることがあります。
    利用には収入や資産などの条件があるため、使えるかどうかは確認が必要です。
  • Q4.ギャンブルや浪費の借金だと費用は高くなりますか?
    A.ギャンブルや浪費の借金がある場合、管財事件として扱われる可能性があります。
    管財事件になると、同時廃止より費用が高くなることがあります。
    ただし、ギャンブルや浪費があるからといって、必ず自己破産できないわけではありません。
  • Q5.費用が不安な場合、最初に何を確認すればいいですか?
    A.まずは、借金総額、借入先の数、毎月の返済額、手取り収入、家賃や生活費をざっくりメモしておくと相談しやすいです。
    完璧に整理できていなくても大丈夫です。
    わからない部分は、相談しながら確認していけば問題ありません。
参考にした公的情報

▶︎参考:破産事件の手続費用一覧|東京地方裁判所

▶︎参考:民事第20部 倒産部|東京地方裁判所

▶︎参考:自己破産 費用の目安|法テラス

▶︎参考:無料法律相談・弁護士等費用の立替|法テラス

▶︎参考:弁護士・司法書士費用等の立替制度のご利用の流れ|法テラス

▶︎参考:立替制度に関するよくあるご質問|法テラス

▶︎参考:弁護士費用(報酬)とは|日本弁護士連合会

▶︎参考:債務整理の弁護士報酬のルールについて|日本弁護士連合会

この記事は、自己破産を経験した運営者の実体験と、公的機関・法律情報をもとに作成しています。
ただし、自己破産・債務整理の判断は、借金額、収入、財産、家族構成、借金の理由、住んでいる地域、申立てをする裁判所によって変わる場合があります。
この記事は一般的な情報提供であり、個別の法律判断ではありません。実際に手続きを検討する場合は、弁護士・司法書士・法テラスなどに相談してください。
最終確認日:2026年6月24日

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